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執筆者の写真FingerVision

FingerVisionの触覚ロボット、CES Innovation Awards®を受賞

更新日:11月15日

FingerVisionの視触覚機能を実装したロボットシステム FingerVision R1 が、世界最大級の先端テクノロジーイベントCES2025 (Consumer Electronics Show、2025年1月7日~10日)にて、製品・技術の革新性や、ユーザに提供する価値・デザイン等の観点から高い評価を受け、Robotics部門のInnovation Awardsを受賞しました。


従来のロボット技術では実現が難しかった様々な作業・タスクを再現し得るプロダクトであり、すでに製造現場・工場等への実装が進んでいる日本国内のみならず、グローバルでも販売を加速させていきます。


CES Innovation Awards®について

CESは世界最大規模のテクノロジーイベントであり、毎年1月にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催されています。CES Innovation Awards®は、数千を超える世界最先端の技術が一堂に会するCESの製品群の中でも、技術革新性、クオリティ、デザイン・UI/UX等の観点で業界専門家の審査により評価・選抜されたプロダクトに対して送られる国際的な賞です。これまでも、私たちの生活を一変させた数々の製品がCES Innovation Awards®に選出され、その後、我々の暮らしに浸透してきました。

2025のアワードでは、3,400件以上(昨年比13%増)の製品応募がありました。



触覚機能を実装したロボットシステム FingerVision R1

これまで長年に渡り産業応用が難しかった触覚センサをロボットハンドに実装し、様々な業界・用途で活用可能なロボットシステムとして、FingerVision R1は利用されています。

FingerVision R1では、視触覚センサというカメラと画像処理を用いたユニークな触覚センシング技術をロボットシステムに応用し、各種ロボットハードウエアに加え、画像処理、ロボット制御、モーションプラニング、触覚センシング、触覚マニピュレーション、機械学習・強化学習等の様々な技術モジュールを組み合わせたロボットシステムとしてパッケージ化されており、自動車、電気機器、素材、半導体、物流、医療、食品・農業をはじめとする様々な業界で、これまで人手に依存してきた作業・タスクを自動化するソリューションとして、販売されています。


様々な業界向けに販売されているFingerVision R1は、システムとしての高い汎用性と個別要件への適合性を両立しています。例えば、ロボットのハンド部分は、用途やニーズによって要件が様々であることが多い中で、「画像がとれればセンサ化できる」という技術的な特徴を活かすことで、様々な形状へのカスタマイズが容易であり、加えて、複数の視触覚情報(力、滑り、堅さ、テクスチャ、位置、姿勢等)を再現することできるため、用途やニーズに応じてこれらを使い分けることで、個別要件に確実に対応しています。一方で、共通化できる技術要素はモジュール化されているため、複数のアプリケーションへの転用が可能です。これらの使い勝手のよさを武器に、様々な業界・顧客課題の解決に一層取り組んでいきます。


Eureka Parkへの出展

JETROの強力な支援を受け、Japanパビリオンに出展します。

会期:2025年1月7日(火曜)~1月10日(金曜)

場所:米国・ラスベガス


※The CES Innovation Awards are based upon descriptive materials submitted to the judges. CTA did not verify the accuracy of any submission or of any claims made and did not test the item to which the award was given.



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